COWI本社

デンマーク、リュンビュー Dissing+Weitlingによる設計

現代的なオフィス環境

デンマーク・リュンビューにあるこのオフィスでは、多様な家具が幅広い従業員を一つにまとめています。デンマークの大手エンジニアリング会社であるCOWIは、世界中で水処理、環境、インフラソリューションを提供しています。デンマーク・リュンビューに同社が新たに設置した本社は、独自の強力かつ持続可能な価値観に基づき、建築事務所Dissing+Weitlingによって設計され、当然ながら自分たちの手で建設されました。

建物は、北欧の価値観に基づき、レンガ、ガラス、スチールを用いて独特の表現を実現しています。建物は高架ブリッジによって小さなビルに接続されており、その明るく開放的なエントランスは社内のその他すべてのゾーンにつながっています。ガラスと光によって明るく広々として見えますが、四角いフォルムの表現と高さによってかしこまった印象も備えています。

幅広い活動を行い、世界各地に拠点を擁する同社の本社には、非常にさまざまな学歴やニーズを持つ従業員が集まっています。そのために特別な建物が必要とされており、それを解決したのが、新しいニーズが派生するたびに簡単にそのニーズに合わせることのできる、柔軟なマルチオフィス環境でした。しかし、各部門や従業員グループの要求を満たすため、オフィス環境はゾーン分けされています。建物は最大の共有スペースである社員食堂を中心に構成されています。その機能をほぼ3倍に高めたのです。社員食堂として利用するほか、会議のニーズにも応え、大きな階段はリラックススペースにもなっています。

多様な目的に使用するには、長期間の使用に耐える非常にしっかりとした椅子が必要です。ナップチェアは、あらゆるニーズに対応します。スタッキングでき、価格も手頃で品質も優れています。さらに、同社の力強く持続可能な側面を反映し、椅子は分解して無駄なくすべてリサイクルできます。家具には、主要事業分野の一つである水に関するプロジェクトを表現するものが選ばれています。ターコイズとブルーのさまざまなシェードの椅子が、海とのつながりを感じさせます。

「機能的で軽量な椅子というニーズに合わせて、ナップチェアを選びました。ナップチェアは現代的でありながら、紛れもない北欧らしさを感じさせます。これら2つの特徴が、良い意味で当社の存在を支えています」と、COWIのニエル・ラストラップは述べています。